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 毎年一度は高村光太郎のことを思う。朝起きたら、外はきっぱり冬景色。湿雪、重雪、かなりのドカ雪。雪の重みに木々は完全にノックアウトされていた。つい先日まで、近所の牧草地から脱走して来た家畜の牛に、葉っぱを食べられる被害にあったばかりだと言うのに。朝起きてコーヒーもそこそこ、まずは雪かきで我が家のちいさなアスペンの木を救出に。
 屋根から滑り落ちる雪の音を聞きながら、二次災害に備えての準備にバタバタした。いきなり外に出ると寒さにまだ慣れてい無いほっぺたに、きりきりともみ込むような冷たさが。おおおおおサブ。まずは家の周りを点検。ガレージにある大きな冷凍庫が動いていることを確認。1年分の肉類やチャーリーがアラスカで釣ってきた鮭が保管されいるのでとても大切。電気がブツブツ切れ始める。雪の重さで電線に負担がかかっているようだ。停電に備えて、マッチ、ろうそく、オイルランプ。次は水汲み。うちの水道は井戸水なので、停電になると水をくみ上げるポンプが止まる。午前中は断続的な停電が続いて、ちっとも仕事にならなかった。
 そんな時はお掃除と読書。たまにはコンピューターからきっぱり離れて、未完了だったプロジェクトを片付ける時間はとても大切だと思う。大自然の意思で1日のプランを変更されたことを楽しく思えてこそ、山での生活をエンジョイできる。アダプティブライフの醍醐味がそこにある。
 雪で外が明るく照らされ、いつもより良く目を外に持っていく。明日晴れれば、雄大なロッキーマウンテンがみられるはずだ。